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Hayes マスターシリンダー OH [MTB [Tech Tips]]

久々の Tech Tips です。

今回は、先日の富士見で異常が発覚した、Hayes MAG の不具合への対処についての Tips です。

まず、先日の不具合の状況ですが、以下のようなものでした。

  • リアブレーキだけを掛けた際に制動力が全く感じられず、空走してしまう感じ。

感じとしては、キャリパーのピストンが固着して、パッズがローターを「掴めていない」と言ったらよいのでしょうか。レバーを握ったら手ごたえがあるのに、制動力が全くない状態でした。

とりあえずフロントブレーキのみで下山し、一度駐車場に戻って各部を確認したところ、以下のような状況でした。

  • レバーを握りこむと、ちゃんとした手ごたえ(指ごたえ?)がある。 → エア噛みフェードではない。
  • ブレーキバッズは、減ってはいるもものの、まだ残っている。 → パッズが飛んだわけではない。
  • ブレーキバッズを新品に交換(キャリパー側のピストンを押し戻して交換)すると復活。 → ピストン固着 or オイル量が少ない?

また、上記以外に良くなかったかな(遠因)と思っているのは、レバーが遠かったので、「とりあえず」と言った感じで実施していた、「インシロックでのリーチアジャスト」ですかね...。

Hayes のレバーは、リーチアジャスターがなく、レバーの根元の構造的にもそういった機構を組み入れられそうもなかったので、ハンドルバーとブレーキレバーを複数のインシロックで「レバーを少し引いたところで固定(強制リーチアジャスト)」して使用していました。

これだと、オイルが減ってきた(もしくはパッズが減ってきた)場合に、マスターシリンダー(MC)容量<キャリパー容量となってしまう可能性もなきにしもあらず、という気がしています。

ということで、今回の不具合の考えうる要因としては、1)ピストン固着(もしくは斜めになってしまった)、2)リーチアジャスト+パッズの磨耗、3)オイル量の減少、の3つだと思われるので、各々について対策を打ちました。

まず、1)のピストン固着については、キャリパーからブレーキパッズを外し、わざとブレーキレバーを握ってピストンを露出させ、シリコンスプレーをスプレーし、布で汚れを拭う、という作業を左右のピストンに対して数回実施し、ヨシとしました。(これでダメなら、ピストンをバラすしかないですねー)

2)のリーチアジャスト+パッズの磨耗については、レバーを手前方向に曲げ、好みの位置にレバーを持ってくることでインシロックで固定していた方法を廃止。パッズについては、まだ残りがあるので、そのまま使うことにしました。

上がノーマル、下が今回曲げなおしたレバーです。若干手前に来ているのが判りますかね!?

で、3)のオイル量の減少については、MCの小穴からオイルがにじむことがあったため、オーバーホールを実施しました。

とりあえず、レバーを固定しているシャフトの叩き出し+油量アジャスター(Push Rod)を抜くことでレバーをアウターから外し、10mmレンチでホースを MC から切り離し、13mmレンチで MC カートリッジとアウター部分との結合部を緩め、 ホースの刺さっていた細い部分を緩くバイスか何かで挟みつつ、ゴムハンマーでアウターを叩いて、アウターから MC カートリッジを剥がします。

で、ぬるま湯+中性洗剤で外したパーツを洗浄し、何度かぬるま湯ですすいでから、良く乾燥させます。

上記の写真の下の方に写っている、黒いゴムみたいなものが、MAG 特有の特徴的なパーツで、リザーバータンクになっています。(同社の HFX-9 は本体内がリザーバータンクになっている)

確認したところ、このブーツ部分には破れなどはなく、アウターと MC カートリッジとを密着させるためのパッキン(薄いワッシャー状のもの)が裂けていたので、これを別のもので代用(今回は裂けにくいように、アルミ缶から切り出したもので代用)し、再度組み上げ、オイルを入れなおして対処終了。

組み上げ後、不具合が発生したパッズに戻して近場を走ってみましたが、ブレーキのタッチも普段通りに戻り、オイル漏れもいまのことろ無さそうだし、レバーも好みの位置に変わったので、とりあえず、ヨシとしました。

とはいえ、今回みたいな不具合があると、やはり面倒なのも確かなので、一度、手持ちのメカディスクで富士見に行ってみようかなぁ、などとも思っています。

 

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コメント 2

K藤

これ見ると、いろんな要素があって特定は難しいんでしょうね。
当日私も一緒に行っていたのですが、泥によるピストン固着がきっかけでオイル量が少なく押し出しができなかったのでは?

私は運良く問題は起きませんでしたが、私も同じヘイズの同型を利用しています。
自宅に帰ってから自転車(バイク)の洗車を行っていたところ、ピストン周りの泥の付着具合が尋常ではありませんでした、内部では泥が固まってました。。。 同様にスプレー利用及び綿棒利用により綺麗にしましたが。
富士見のある部分は粘土っぽい土が混じっているので、固まってしまうこと自体はあり得そうな気がしました。
by K藤 (2007-05-07 10:38) 

masu_yan

K藤さん、

コメントありがとうございます。

結局、コレといった原因は特定できませんでしたが、一通りキレイに掃除できたので、ヨシとしています。
by masu_yan (2007-05-07 11:18) 

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